郵  政 …
平成17年 郵政民営化法案が可決されました。
私は、平成16年9月に自民党財務金融部会長を拝命し、当時抱えている金融問題に対処する法案整理をしておりましたが、地域の公的金融機関がなくなれば、高齢化が著しい山村は、ますます過疎化が進み、地域社会が崩壊する危険性があるということを強く実感いたしました。
この法案は、今ある全ての郵便局がそのまま存続するという保証がなく、ユニバーサルサービスが堅持される保証もなかったため、反対した経緯があります。
平成20年3月に自民党の有志と郵政事業研究会を立ち上げ、同年9月に郵政研究会を発足。会長代行として郵政三事業の一括運営を含め、ユニバーサルサービスが堅持されるよう提案を取りまとめているところです。
ちなみに、今回、政府から提案された株式会社の凍結法案は、私どもが与党時代から主張していた案とかわらない法案だったので、賛成の意を表していました。

 諫早湾干拓事業 …
平成19年8月に農林水産副大臣を拝命しました。
様々な農林水産行政に取り組んでまいりましたが、なかでも今なお懸案事項として取り組んでいるものの一つに諫早湾干拓事業における開門調査があります。
なぜ有明海が疲弊したのか。その原因究明を湾岸住民の皆さんから強く要請され、開門調査をするための環境アセスメントを組みいれたり、開門するために農業用水確保のために不可欠な代替水源の確保など、一貫して有明海再生のため、予算委員会や参議院の農林水産常任委員会で質問を行い続けてまいりました。
**21年3月6日参議院予算委員会・21年3月26日参議院予算委員会・21年6月9日参議院農林水産常任委員会・21年11月19日参議院農林水産常任委員会の4回質問しています。国会会議録検索システムへ (開会日付と発言者名に岩永浩美と入力して検索してください)
直近では、平成21年11月19日参議院農林水産常任委員会で、赤松新大臣に開門調査を実行せよ、という強い要請をいたしました。

 新幹線 …
平成19年5月に与党整備新幹線建設促進プロジェクトチーム(以下、与党PT)のメンバーに就任しました。
私は、国土の均衡ある発展のため、また、交流人口を増やしていくためには、高速網の整備が不可欠であると考えています。
特に九州では、アジアからの観光客の増加が予想されることから、新幹線が地域の経済効果を生むと確信しています。
この与党PTでは、北海道新幹線・北陸新幹線・九州新幹線の整備促進に議論をつくしましたが、特に長崎ルートにおいては、長年にわたる難問課題を県・JRとともに解決し、平成21年7月俵坂トンネル(嬉野市)が着工されるまでとなりました。
**平成21年3月6日参議院予算委員会において質問しています。国会会議録検索システムへ (開会日付と発言者名に岩永浩美と入力して検索してください)

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